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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2007年09月06日

ミュンヘンフィルとブルックナーの9番



こんばんは、てんです。
久々のクラシック。最近買ったお気に入りの一枚。

BRUCKNER SINFONIE NR.9 E.Jochum/MP Weitblick版

です。

1983年の演奏で、録音の状態もかなり良いです。
この組み合わせではずれのはずがありません。

ミュンヘンフィルは、チェリビダッケに鍛えられているおかげで
集中力が全く途切れません。そこをヨッフムが、イケイケと煽り立てます。

その音楽の躍動感とでも言いましょうか、チェリには無い動きが、
とても好印象です。チェリの時と比べて木管郡が良い音で
歌っているのも見逃せません。

9番がヨッフムにあっているのでしょうか、
BPOとの演奏もSDとも私はとても好きな演奏ですが、
それらを押しのけてMPは一番。
他2種と比べ全体の統一感がぐんを抜いております。


この動きの演奏に対して、ミュンヘンフィルと言うと
ヴァントとの演奏を忘れるわけにいきません。

1998年の演奏ですが、とにかく響き・バランスが
とんでもなく素晴らしい、完璧。ミュンヘンフィルがブルックナーを
知り尽くしていて、更にそこを厳しくヴァントがまとめ上げる。
チェリほどの絶対的な雰囲気ではありませんが、
この演奏にケチをつけるのはほとんど不可能です。

BPOや北ドイツともやっていますが、録音の影響なのか
MPの全体音色が最も優れて聞こえます。
(一本一本の技術ではBPO,北ドイツ断然上)


そろそろ、今のミュンヘンフィルにも頑張ってもらいたい。
ティーレマン頑張ってくれ(現音楽監督)  


Posted by てん  at 04:00Comments(0)クラシックは良いんです

2007年07月27日

Alfred Reed(アルフレッド・リード)作品集~吹奏楽


こんにちは、てんです。

ついに(私の中で)買いましたface03
前々から気になってました。

既出音源ばかりですが、ほとんど持っていない
私にはノープロブレム。

中高となぜか3年の最後のコンクール自由曲は
リードの曲と因縁を感じます(いやいや流行ってただけかも)

この曲については詳しくはこちら↓
リード作品集(国内盤なのに10%OFFです)
をご覧ください。

リードの自作自演がほとんどの構成ですが、
あらためて聞いて、指揮はバーンスタインのような
スコアが分かっている上で感情をぶつけるように
感じました。

細かい縦横は気にせず曲の雰囲気を大事にと
言ったところです。

とはいえ、リードの中ではコンクールで吹いた事もあって
「エルカミーノレアル」が、けっこう好きなんです。
でも、東京佼成はどうもパリッと感と言いますか

なんか足りない。中間部はうまいですよ。でもね。
なので、依然買ったReed×3 vol3が自作自演は好きでした↓



ホルンがパリパリ吹いてます。
やっぱりこうでなくっちゃ、と思わせます。
中学3年のコンクールを思い出しますねぇ・・・。


後は、アルメニアンダンスが好きです。
パート1は名作です。これが吹奏楽!って感じ。

これも、実はフェネル/東京佼成の方が好きでした。
私は持ってるCDでは6枚組3000円の中に入ってます。

バリバリ吹かずテンポも上がらずじっくり・・・そして
個人技が抜群!!!

逆にパート2は佐渡裕/シエナが好きでした。
最後はあおりにあおって、汗まみれの佐渡裕が爆発してます。

その代わりこの全曲のパート1はいまいちでした。
パート2と同じくらい練習と気合を入れて欲しかったなぁ。


最後に、ぶっちゃけますと

東京佼成

あまり好きではありません。
以前、佐賀で演奏会ありましたがあまりにも、ゆるい演奏で
かなり「えー」って感じでした。

CDとあまりに演奏レベルが違うんですもの。。。



じゃ、なんでこのCD買うの?


やっぱリードすきなんですface03  



Posted by てん  at 19:00Comments(0)クラシックは良いんです

2007年06月17日

では今日は。



こんばんは。てんです。

私が持っているCDたちの一部です。
CDって数が増えると随分と場所をとります。


豪華なCD棚を作りたい誘惑にかられつつ、
今まで転勤が多かったので、残りは衣装ケースに
ぎゅうぎゅうに詰め込んでおります。


それでは今日は、最近買ったCDを紹介します。



altusと言うメーカーから
チェリビダッケという怖いface03指揮者
の日本公演が立て続けに出ています。(もう亡くなっているのですが)


このCDは今までの演奏より、少し遠くで鳴っている
ように聞こえますが、響きが広く全体の音が
溶け合っている様子が、分かります。


この指揮者と言えば、テンポが遅いと言うのが
代名詞なんですが、この音のおかげで遅さを
あまり感じること無いんです。



この三枚で一押しは

ブルックナーの交響曲第5番です。


この演奏、サントリーホールの杮落とし
演奏会の一つです。


当時ブルックナーの演奏が少なく、
チェリビダッケは、演奏を躊躇していたようです。
ところが、演奏してみたらまあ凄い。


詳しくは解説書に書いてあるので、この辺りで。


実際聴いてみると、特に4楽章。
絶対泣けますface03


あるTp吹いている人に聴かせたら
隣で泣いてました。
もちろん私も。。。



金管楽器を吹いた事がある人なら
この演奏の凄さに固まります。


集中力が凄まじい。バランスが全く崩れず、
ぶちかましても、音形もきっちり。


最後のブラボーラッシュもすごい!



是非、大音量でお楽しみください。
無理な方はヘッドホンで。




うーん。言葉で伝えるのは難しいです。


でも、最後に、ホントに良いですよー。
  

Posted by てん  at 19:27Comments(0)クラシックは良いんです